飛行機の謎と疑問>●機内が乾燥している理由

飛行機に乗っていると、機内が乾燥していると感じている人も
少なくないハズ。

特に湿度の多い日本に住んでいる日本人は、そのように感じる
傾向が強く、この乾燥を不快に感じる人も多い。

通常の巡航高度における機内の温度は25℃、湿度は20%
くらいを目安としてるのだが、実際にはもっと乾燥している
場合も多く、時には10%を切ることすらある。

それではなぜこんなに乾燥してしまうのか?

その訳は、機内の空調にある。

外気温の寒い高高度を飛行している航空機は、エンジンがつく
りだす高温の圧縮空気を膨張させた後に冷やし、ダクトを通じ
て客室に送り込んでいる。

この高温高圧の空気が急激に冷やされるときに、空気中にあっ
た水分が飽和状態となってあらわれるのだ。

この水分を多量に含んだ空気を、そのまま機内に送り込めば、
ダクトに水滴が付着、その結果、結露などにより機器が錆びた
り故障の原因となるのだ。

そのため、水分を除去する装置を通して、乾燥している空気を
機内に送り込んでいるのだ、そのおかげで常に飛行機の中の湿
度は低い状態に保たれている。

ただ、現在最新の機体では、この湿度をもう少し高く設定でき
る機体も運行されており、そのような航空機に乗れば、感じ方
もずいぶんと違うと思う。

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