飛行機の謎と疑問>●機長には絶対服従なのか?

ジャンボジェット機のコックピットには、通常機長と副操縦士
の2名が搭乗し、操縦をしている。

この機長と副操縦士の違いや役割、万が一ふたりの意見が違っ
たときは、どのように対処しているのか、その辺りの疑問に答
えたい。

まず、機長になるためには、航空大学校などを卒業後、航空会
社にパイロット訓練生で入り、約3年の訓練を経た後に、副操
縦士試験に合格した者が初めて副操縦士になれる。

さらにジャンボジェット機の機長になるには、1500時間以
上の飛行経験が必要で、個人差はあれど、13〜15年ほどか
かって資格ができ、機長昇格の訓練を受けた後に、試験に合格
してようやく念願のジャンボジェット機の機長になれるのだ。

これを聞くだけで、機長と副操縦士の経験や権限に、絶対的な
差があるのは当たり前のことだと感じる。

特に、機長の操縦に副操縦士が口をはさむなど、以前では絶対
に許されることではなかった。

ところが、航空機のハイテク化がいくら進んでも、事故は完全
に「ゼロ」にはならず、むしろ人為的なミスが事故の原因とし
て多くなってきたのだ。

これは、機長と副操縦士のコミュニケーション不足が招いてい
ると指摘されたこともあり、機長の基本的な権限については定
められているが、乗務員同士の連携を重視する方向へ変わりつ
つある。

このため、最終的な権限や責任は機長にあっても、副操縦士が
不審に思えば、しっかりモニターして意見を機長に述べる、と
いう空気がコックピット内につくられつつある。

以前のような「絶対服従」のような関係は影を潜め、安全な航
空機の運行のための連携が進みつつあるのが、今の航空業界の
流れとなっている。

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