飛行機の謎と疑問>●航空機内の水事情は?

飛行機に搭乗中に、トイレに行き使用後に手を洗い、客席に
戻ったら今度は機内サービスで水をもらう、といったように
航空機内でも水を使う機会は多い。

ただ、航空機は一度地上を離れてしまうと、途中で水を補給
する訳にはいかないため、水を機体の貯水タンクに溜めてお
く必要がある。

その貯水容量は、国内線で約400リットル、国際線では約
1200リットルもの容量となる。

この水は、トイレをはじめとした用途の他に、機内数ヵ所に
ある「飲料水」という表示のある蛇口から出る飲み水や、ギ
ャレーなどで使用される水のほぼ全てをまかなっている。

ちなみに一回のトイレで使用される水の量は、家庭用のトイ
レより圧倒的に少ない、わずか200CC、これは機内外の
気圧差を利用した「真空吸引式」という方式が採用されてい
るため、最小限の水で洗浄が済むのだ。

では、飲料水やその他の蛇口から水が出る仕組みといえば、
地上の水道局の方式と同じく、貯水タンクに圧力をかけるこ
とで対応しており、タンク内にエンジンの動力を利用して圧
力をかけ、客室より低い位置にある水タンクからの給水をし
ている。

空港に降り立った飛行機に給水するのは、専用のウォーター
カー(給水車)が使用され、夜間やフライト前の朝などに、
駐機場で給水が行われている。

いずれにせよ、空中で給水はできないので、トイレの水を始
め、機内での限られた水を無駄に消費しないよう、乗客側も
気を遣う必要があるかもしれない。

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