飛行機の謎と疑問>●激変したコックピット内部

コックピットの今昔。

ではないが、1980年以降に設計・製造された航空機の
コックピットは、それ以前に製造された航空機とは、大きく
様変わりしている。

技術革新により、それまでのアナログ式計器からデジタル
式計器への変更点が一番大きく、デジタル計器を装備した
コックピットは「グラスコックピット」と呼ばれている。

具体的には、飛行機の飛行に必要なデータや情報は、全て
デジタル信号に変換された上、コックピット内の、ブラウン
管や液晶パネルに表示されるようになった。

そのため、コックピット内にある計器の数が大幅に減るこ
とになり、同時に自動化も進んだことから、パイロットの
作業量が大幅に減少。

その結果、航空機の操作に余裕が生まれ、安全性が向上す
るという効果もあった。

グラスコックピットには、20センチ四方のディスプレイ
が6面装備され、機長用に3面、副操縦士用に3面が使用
されている。

PFD(プライマリー・フライト・ディスプレイ)は、航空
機の姿勢、速度、高度を表示、ND(ナビゲーション・ディ
スプレイ)には飛行経路の地図が表示され、現在の位置や
飛行コースなどの情報を得ることができる。

EICAS(エンジン・インジケーティング&クルー・アラ
ーティング・システム)はエンジンの状態を始め、燃料、油圧、
電気などの航空機内のさまざまな機器やシステムの監視を
しており、異常発生時には、重要度をシステムが判断し、
パイロットに警告をしてくれる。

パイロットはこれらのディスプレイの情報を頼りに、飛行機
を安全快適に運航しているのだ。

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