飛行機の謎と疑問>●飛行機の安全率とは?

航空機の安全性は年々向上している。

こう書けば、毎年革新的な技術が開発され、それによって
航空機の安全性が向上していると思われそうだが、実はそ
うとも限らない。

それはハードの面だけでなく、ソフトの面、日々の些細な
トラブルを分析し、原因を特定することによって、安全性
を向上させているのだ。

ハードの面においても、新型のジャンボジェット機は初期型
の機体より2倍以上安全とされており、パイロットなどの話
によれば、体感的には10倍以上安全といってもよいくらい
とのこと。

この航空機業界で使用される「安全率」とは「事故率」の反
対語などではない。

通常、飛行機の機体を運航時の最大荷重だけを考えて設計を
すれば、その設計上の最大荷重以上の荷重や衝撃が加わった
時に、機体が破損してしまう。

そのため、最大荷重以上の荷重が機体に加わった時に破損し
ないような「安全率」を見込んで設計をする。

ただ、「安全率」は高めようと思えば、際限なく高めること
ができるが、その分機体重量が重くなってしまう。

そのため、安全率は通常運航時に加わる最大荷重に1.5を
かけたものになっている。

ただ、さらに不特定要素の多い部分には別の計数を乗じたも
のを「安全率」として採用している。

このように最新の飛行機の設計においては、さまざまな想定
のもと、安全な機体が造られているといえるのだ。

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